Restaurant_I

山林の麓に位置し、前には田んぼが広がり、熊渕川が流れる。この地域では富山湾から潮風を受けるため、民家の外壁は杉の下見板貼りとしてきた。民家の杉板は黒く経年変色し味わい深く、それに合わせて同様に外壁は杉板とした。内部空間全体の設えとして心掛けたのは、大吞村の空気感をそのまま内部に持ち込んだような緩みをいかに生み出すかであった。檜の白木を基調として優しい風合いを出しながら、空間に安定感をもたらすために納部材、造作材は程良い見附で統一した。