多田屋 汐の館客室

石川県七尾市にある和倉温泉旅館多田屋の汐の館の客室改修工事である。空間構成はほぼ変えず、内装の仕上げ材には、輪島の能登ひばを積極的に採用した。汐の館は家族グループ等の幅広い世代に対応することが求められるため、床材は子どもから高齢者まで親しみやすい畳敷きとし、天井は既存の竿縁天井から能登ひば材の木板貼りに貼り替え、既存の「和」のイメージからもう少し空間の印象を柔らかくしたいと考えた。客室プレート等のサインの仕上材には「折井」さんの銅板を取り入れた。