でか山人形宿

青柏祭の山車に乗せる人形を祭前に町内でお披露目する場を人形宿と呼ぶ。でか山を運行する鍛冶、府中、魚の各町が山車上部の舞台に歌舞伎人形を展示し、歌舞伎の名場面を表現するのが習わし。震災の影響によって、2 年ぶりに青柏祭が開催されることとなり、魚町の人形宿と会場構成を当事務所で引き受けた。地域の多くの方々が人形を見物に訪れ、振舞い酒で賑わった。祭りによってもう一度人が集まり、同じ時を過ごすことができた。震災を経て祭の地域を繋ぎ止める力を改めて再認識した。

写真:山田康太